BB(ボトムブラケット)のフェイスカットです。
★★★★精度が出てなきゃ宝の持ち腐れ!★★★★★
溶接する前の物はきちんと左右の面 の平行が出ていますが溶接した後はどうしても歪みが出ます。これはタップでねじをさらえた状態です。(面 出しはしていません)
分かりやすいようにフェイスカット(面 出し)の工具を少しずつかけていきます。上部が溶接されているため少し収縮している(へこんでいる)のが解ります。そのため下部しか削れてません。
もう少しかけてみます。だいぶ良くなりましたが上部はまだ塗装にもかかっていません。
ワンがこの面に当たるので、ギヤ側(右側)は必ずかけます。左側は使うBBに合わせ、かけない物もあります。これで平行(ねじに対して直角)が取れた面 にワンが最後まできっちりねじ込まれ、ベアリングも定位置に収まります。これで回転がスムースになり、ワンも緩みにくくなります。ワンを締め込んだとき、最後の手応えが違うんだなぁ〜。
BB廻りの異音は上記の作業を行い、フレームの材質に合わせたグリスを塗り、セットすれば止まることが多いです。
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